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now here , nowhere

3/5 Barstow~Yucca Valley

いやほんまよくこんな所で寝たもんで・・・

 

8:00起床、朝食にはアップルパイ。ちなみにこれ、中にクソ甘いりんごジャムをたっぷり詰めて油で揚げて、シュガーコーティングしたというトンデモナイ代物です。

聞くだけで胃がもたれそうだけど エネルギー源としてはとても優秀、旅の前半は常に複数個常備していました。

9:30頃出発。起床から出発までがすっごい長いけどたぶん寝袋から出るのに時間掛かってるんだと思います。

 

出発してしばらくしてカメラを忘れた事に気付き、慌てて引き返しました。

 

路面が綺麗!路肩せっま!

比較的上り下りの多いルートだったので歩いて漕いでを繰り返していると なんとなんと!親切な老夫婦が車に乗ってきなさいよ、と提案してくれました。二人の名前はWillとMary。

しばらく上りが続くので、てっぺんまで乗せてくれるとのこと。荷台に荷物が満載でバイクが載らなそうでしたが荷物を降ろしてまで載っけてくれました。

途中の景色を説明してくれたり、何かあったら連絡しなさいと電話番号を教えてくれたりと 数キロ程度ではありましたがとても楽しい時間でした。

 

 

最後に別れる際に、この先の宿の有無について聞いたら”しばらく無いから良かったらうちで風呂に入っていきなさいよ、お金は要らないわよ”とまで言ってくれました。

先を急ぎたいと思っていたのでお断りさせてもらいましたが、ご好意に甘えておけば良かったなと今更思います。

 

Goat Mountain。

Willが車を止めて紹介してくれたんだけど、これ左っ側を向いたヤギに見えませんか?

見えませんよね。ぼくにもそうは見えませんでした。

雑誌の表紙になっていました。

この老夫婦と会うことはもう二度とないのだろうな、と思うととても寂しい。お元気で。

 

Willは言葉通り、坂のてっぺんまで連れて来てくれたらしくそこからは下りと平坦な道が続きました。

13:00頃にLucerne Valleyに到着。

一番手前にあったCafe247という店のFree Wifiの表示に惹かれ立ち寄ります。最近の子なので。

ピザとシェイクを注文、Wifiを使いたい旨を告げると ”buy a burger”と書いてくれました。

これがパスワードらしい、センスに感心しました(危うく注文するところでしたね)

昼間の気温と日射が殺人的なので、諸々のバッテリーの充電も兼ねて店内で過ごします。

次の街Yucca Valleyまで53kmあるようです。この町に宿があれば一泊しようと思ったが、宿はありませんでした。

覚悟を決め、スタートを切るも早速大きめの犬に追われました。こっちのイッヌさんだけはほんと慣れない、急に飛び出してくるし。

 

エアアアアアアアアメール、こういうお遊び好きです。

 

陽が暮れてきた。綺麗で綺麗で、しばらく眺めていました。

 

陽が隠れると朱に染まる、青と赤のコントラスト。この瞬間が一番好きです。

Yucca Valleyまであと少しのところで 陽が落ちてしまいました、体も相当にしんどい。そんな時、目に入った”Landers 3mile”という看板。

しばらく逡巡、道は逸れるけどすぐにでも寝たい・・・モーテルくらいあるでしょうて はい左折。

小さなフードマートで夕飯を買い、もうすぐ眼前に現れるであろうモーテルを夢見て走り・・・唖然。郵便局と古着屋くらいしか見当たらない。はい挫折。

 

緩やかに続く上りを進むと、遠くに眩い光が目に入った。

”イイイイイイイイイイヤッホォォォォォォォウ”

 

叫びながら坂を下りました。こっわ。

 

最寄りのフードマートで買い物をし、宿の場所を聞くと Super 8という場所を教えてくれました。

店内にいた店員が、こちらの自転車を見て”俺は22歳の時に Pacific Ocean から Atlantic Ocean までを自転車で走り切ったんだ。

(そんな俺に出会えて)あんたはラッキーだ”と言われました。ふふふ

ぼくが缶詰を買っているのを見て、彼は食事は自炊で賄ったと言っていました。ホントはそうしたかったんだけどな~

 

無事にmotelを発見、部屋を確保。どのモーテルでも自転車の持ち込みは拒否されなかったですね、床を汚したりするとトラブルの元なのでそれだけに留意していました。

 

部屋に荷をぶちまけ、スーパーで買い物へ。カップヌードルを啜りつつ日本の友人とskype。

愛用のthe Field of Viewタオル。デカイし重い。

風呂に入り 洗濯をし、そなえつけのアイロンで乾かしつつ別の友人とskype。なんと便利な。

 

諸々の充電。VAIO typeP懐かしくないですか?あのジーンズのポケットに収まるってやつ。

支払いはお札ばかりつかっていました、小銭は当時はすぐに計算できなかったので貯まりっぱなしw

気付けば明け方5:30、もう一泊部屋を取り フリーの朝食を平らげ就寝。

アメリカに来て、初めての宿だ。当然初めてのお風呂・・・はー。

 

走行距離134.56km

 

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テーマの著者 Anders Norén