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8/1 JPN~Anchorage,AK Day1

2019年8月1日 - 2019, Alaska

暑い。いや、暑いというよりも熱い。しかしこの熱気とももう少しでオサラバだ。

 

13:00 広島から東京へNH678で向かう。今回も預け荷物の超過料金を払う、サイズと重量で併課されてしまった。今のはちょっと痛かったぞ。超過料金は決まり事なので文句を言うつもりは毛頭ないが、ここ数年は明らかに全日空の方が海外航空会社よりも厳格に計測することが多い気がする。帰国便で請求を受けたことは六度の搭乗で一度しかない、サイズも往路と比べてそんなかわいいものであるはずがないので五回はお目こぼしいただいたことになる。単に面倒だっただけかもしれない。

 

14:25 羽田だったか成田だったかとにかく東京に着く。広島空港から東京までは慣れたものだ。しかし空港内も機内も暑い。冷房に慣れるのも考え物だなとの思いが頭の片隅を過るがやはり気の迷いだ。便利なものはガンガン使えばいい。

緊張感と高揚感の入り混じった、しかしどちらかというとネガティブな感情の割合が勝っている そんな気分だ。考えがまとまらないのは普段からか?茹った頭のせいか?

 

東京からはシアトルを経由してアンカレジまで優雅な空の旅と洒落込みたいところだったが今回は少し勝手が違った。
今回の旅程はアラスカからカナダを縦断し再度アメリカ入国するというもので往路と復路の出発地点が違う(オープンジョー)のだが、アメリカ入国の際には三か月以内の帰国便(もしくはアメリカを出国する)チケットが必要だとのこと。ここまで長期の旅は初めてだったので不勉強だった。搭乗時間も差し迫っているため慌ててアンカレジからカンクンまでのチケットを手配する。オープンチケットで取るなどという機転も利かなかったので払い戻しもきかない。ふふ、さよなら12万円。

 

NH178便で18:15 日本を発ち、現地時間11:25 シアトルに到着。ここでアメリカへの入国手続き。無人機に旅券を読み込ませて指紋を取られ写真も撮られ、イミグレで真っ当な旅行者であると言わんばかりの顔をして簡単な受け答えをする。未だに別室送りになったことはない。

 

AS137便で14:40 シアトルを発ち、17:20 アンカレジに到着。人生初のアラスカだ。バゲージクレームでは自分の自転車と装備が例のごとく端の方に打ち捨てられている、改めてデカい荷物だなと思う。中身が無事であることを祈るばかりだ。
今回搭乗したアラスカ航空の機体は目に見えて小さかったのでよく載ったものだ(小型機に対してあまりにも大きい荷物だと拒否されることもあるので事前連絡は必須)。

 

 

 

 

空郊外で自転車を組む。組みながら近くにいたセキュリティのオジサンにオススメのディナーを訊いた。高いのが良い?安いのが良い?と聞かれたので迷わずcheaperと答える。アメリカンフードを食べたいとも。

そして教えていただいたSpenard RoadにあるGwennie’sというアラスカンレストランに向かいそこでもお勧めを訊く。What’s your favorite?
自分のチョイスより良いものを教えてくれるに違いないからね。

ステーキサンドとハリバットのフライ、スプライトにチップ込みで36ドル。ふふん、贅沢。初日だからね。22:00退店。そこから今日の宿(ゲストハウス)へ向かう。

 

ゲストハウスへの道中、頻繁に足が吊る。まだ食料も水分も一切積んでいないのに既に自転車が重い、衰えを感じざるを得ない。
23:30頃 ゲストハウスに着き部屋の説明を受ける。

0:00 少し歩いた先にあるガスステーションでジャーキーとハーフガロンの牛乳、ブリトーを二つ買う。

 

少し寝ては起きてを繰り返す。緊張しているのを自覚する。旅の始まり。

 

Temp. 13~25℃
Weather Cloudy
Departure ANC
Arrival Turnagain Guesthouse
Dist. 20.06km
Up 131m
Down 89m

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